こうしたデータはきわめて注目すべきものです。
あらゆるCEOや経営層の部門に根強く見られる(特に中間管理職のレベルでの)、リーダーシップ不足を憂慮している人が多い。
第一線にいる管理職で、自分が偉大なリーダーの下で働いたことがあると感じている例は、ごくわずかです。
「企業、政府、NPOの大多数は、慢性的なリーダーシップの危機におちいっている」
それに加えて、ストレスや職業の不安定さが事業環境に広く浸透している。この状況が好転する兆しは見当たらない。
かつてのリーダーは結果を出すことだけにしか関心がない。
真の「有能」なリーダーは、チームのメンバーの信頼と敬意も勝ち取るものです。
部下に権限を与え、自分たちの仕事は重要なものだと理解させることに長けていなければならないのです。
●真のリーダーは部下をコントロールしようとする人間の対極にある
リーダーがチームを率いて結果を出すのに十分な時間が必要です。(例えば、半年から1年)
効果的なリーダーシップとは、ただ結果を出すことだけにとどまりません。
チーム全体の積極的な関与を得ることでもあります。
多くのリーダーは結果ばかりに気をとられ、人間のほうを忘れてしまう。
そして、仕事が終わるまで部下の尻をたたきつづける。
彼らの考える成功の定義とは、チームが短期的に出す数字にすぎません。
それに対し、真のリーダーシップの条件とは、チームの信頼と敬意を勝ち取り、部下たちのモチベーションを高く保ち、新たな高いレベルに達する手助けを行うことです。
その結果として、チームは堅く結束し、長期間に渡って好成績をあげ続ける、たとえ、リーダーがその場にいないときでも。
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